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※ 視聴回数は1日1回更新されます。こんにちは、bouncy動画ライターの田所です!
bouncyでも度々紹介している電動キックボード。私、田所も2年前から公道走行できる電動キックボードを追ってきました。
どこで乗れるの!?電動キックボードに乗るための条件を警察署で聞いてみた!【動画コラム】
2019-03-06
今回もスタジオを飛び出し、実際に警察署と運輸支局で話を聞いてきました!
ついに、ドン・キホーテで購入できる公道走行可能な電動キックボードが出てきました!しかも、価格は約4万円と激安!
この安さで安全なのか? 本当にドン・キホーテで購入できる電動キックボードが正常に走行できるのか? などの様々な疑問を解決すべく、実際に乗ってきました。
約4万円の激安電動キックボード
FUGU INNOVATIONS JAPANより、発売されている「FG-EKR01-BK」。ナンバープレート を取得することで公道走行が可能な電動キックボードです。
実は「FG-EKR01-BK」は、2020年6月にドン・キホーテより発売された電動キックボード「FG-ESR002-BK」の改良版。前モデルで公道走行ができなかった部分を解決し、現在の公道走行可能な形になったそうです。
例えば、クラクションやナンバー灯を取り付け、最高速度を約25㎞/hから、19km/hにすることでウインカーとブレーキランプを省略したなどの変更です。
購入後、ナンバープレートを申請し取り付ければ、原付免許で公道走行ができます。なお、原付バイクと同様、自賠責保険への加入が必須です。
体感速度は最高速度19km/h以上
実際に電動キックボードで公道走行をしてみました!
従来の電動キックボードと同様に安全面を考慮し、止まっている状態でアクセルを押しても走り出しません。蹴り出してからアクセルがかかる仕組みになっているので、急に走り出す心配もなく安全です。
「FG-EKR01-BK」は、加速がよく2-3秒で最高速度19km/hに到達しました。実際には、20km/h以上のスピードで走行しているような感覚で、非常に気持ちよく走ることができました。常にヘッドライトが点灯しているため、ライトをつけ忘れる心配もありません。感覚的な操作で、原付免許をもっている人なら誰でもすぐに運転できそうです。
チューブレスタイヤ搭載でパンクの心配もなし
気になるのは、公道を走る耐久性。他の自動車と一緒に走っているときに壊れてしまう、なんてことがあれば大変です。そんな「FG-EKR01-BK」はチューブレスタイヤを使用しているので、パンクに強く安心して走行できます。万が一道端でパンクが起きるかも?、という心配がいらないのは心強いですね。
これだけは改善して欲しい!
実際に乗ってみて、これだけは改善して欲しいと思ったのが、ウィンカーとブレーキランプです。
今回の改良に合わせて、ウィンカーとブレーキランプを省略したため、手信号での合図が必須になりました。慣れるまでキックボードに乗りながら、片手操作での手信号は難しく、私の場合一度停止してから行いました。
今回は、価格が非常に安いため省略できるものを省略したということだと思いますが、価格が上がってもこの2つがあった方が、より安全で誰でも乗りやすい電動キックボードになるのではないでしょうか。
重さも約14kgと電動キックボードにしては軽め。ただ、手で持って移動するのは難しい重さでした。個人的には、通勤通学時など、近場の移動の際に、予め組み立てておいたものを使用するのがお勧めです。
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最近は街中でも目にする電動キックボードの利用者。
とはいえ、まだまだ珍しい乗り物です。私は街で見かけたらつい目で追ってしまいます。
撮影中には「これは何km/h出るの?」と話しかけてくれる人もいて、世の中の関心度が高いことが実感できました。
電動キックボードの安全性が高まり、道交法の改正なども進んでいる2021年、今後さらに普及が進み、当たり前の移動手段になる日も近いかもしれません。