道路が冠水してもプカプカ浮いちゃう!水陸両用で軽自動車規格のEV「FOMM ONE」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

電気自動車が徐々に普及しつつあり、日本でもさまざま場所に充電ステーションが配備されたことで、かなり実用的になってきている。
そんな中、日本のスタートアップ企業が開発した「FOMM ONE」は、天災に悩まされる日本に合うEVとして開発された。
踏み間違いを防ぐため、アクセルが手元のステアリングに取り付けられていたり、万が一の水害に備えて車体が水に浮かび移動できるという変わった自動車だ。
タイを中心に販売が進められていたが、今回日本に上陸した。
「FOMM ONE」はGREEN FUNDINGにてクラウドファンディング中。2,750,000円(税込み)から入手可能。
まさかに備える対水害機能
「FOMM ONE」は、日本の軽自動車規格に適合した4人乗りの小型電気自動車だ。CEV補助金(クリーンエネルギー自動車補助金)の認定車両として登録されており、車両購入後に申請を行うことで補助金を受け取れる。
自宅のコンセント(AC100/200V)から充電が可能で、フル充電で約166キロの距離を走行可能。わざわざガソリンスタンドや充電ステーションに行かずに済むので、より自動車が身近になりそうだ。
操作方法はかなり独特で、手元のステアリングに取り付けられたパドル式のアクセルで走行する。そしてブレーキは既存の車同様、足元のペダルを踏んで操作する。
このアクセルとブレーキの位置を分けた操作性によって、踏み間違いによる事故を未然に防いでくれるだろう。
また車体は水に浮き、ゆっくり進むこともできる水陸両用設計。この機能によって水没や浸水による故障などのリスクが軽減されるので、災害時にもパニックになることなく移動ができそう。
ただし、この機能はあくまで対水害機能であり、保証対象外の機能となっている。一度この機能を利用した後にはメンテナンスを行うことを推奨しているので注意してほしい。
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事故や水害に備えられ、軽自動車として気軽に乗れるコンパクトEV「FOMM ONE」。
安心できるEVで気軽にお出かけしたくなる?