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※ 視聴回数は1日1回更新されます。今、私たちは大きな変革の時期を迎えようとしているのではないか?11月14日まで横浜で先端アートを集めた企画展「Great Reset, Small Reboots」が開催された。アーティストの視点から未来への気づきを得る、そんな企画だ。
コロナやAI、貨幣の電子化など、世の中の大きな変化が著しい。この大きな変化を、パソコンのOSを新しくインストールして再構築する様子にたとえて「グレートリセット」という。2021年の世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」のテーマとしても掲げられていた言葉だ。
そのグレートリセットを経て、これからの新しい世の中を作っていくためのヒントをアーティストの視点から得られる展示会「Great Reset, Small Reboots」が開かれた。
グレートリセットに対して、この展示会では「小さくても確実に灯りを灯す創造」とする「スモールリブート」(身の丈からの再起動)を提唱。アーティストの視点と創造力によって作られた作品から、次の未来へのヒントを得られる場がこの展示会だ。
「Great Reset, Small Reboots」の4つのまなざし
この展示会では4つのまなざし(視点)をもとに未来を考察している。
「まなざし1 アートが構想する未来」では、創造的なアートを通して得られる、安心して過ごせる未来を考察する。
「まなざし2 未来を憑依するアート」では、今に向き合いながら、先の見えにくい未来に対して希望を見出す方法を示唆する。
「まなざし3 未来をつくった創造」では、アートが与えてきたライフスタイルやエンタメ、イノベーションのためのヒントを通して、一人一人のアート思考へのヒントを与えてくれる。
「まなざし4 もう一つの未来文明」では、存在していたかもしれない、今とは別の文明の姿を想像しながら、既存の芸術や伝統文化に柔軟な視点を与えていく。
近年、アート思考が注目を集めている。アーティストの持つ柔軟で斬新かつ、これまでの常識にとらわれない考え方や視点が、グレートリセットに対する、一人一人の答えを導き出してくれるかもしれない。
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アーティストのように視点を変えるだけで、新しいアイデアを得たり、今よりも多くのことに気づけるようになるかも!