蝦夷の疑似餌_その1

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北海道や青森でしか使われていないといわれる疑似餌がある。その名は、「三角テンテン」や「ナタ」などと呼ばれる「三角バケ」。地域によって幾つかの呼び名がある。その疑似餌は、標準的な重さは500g、大きいものでは1kgにもなる金属の塊。形状は、現在で言うジグと呼ばれるルアーのごとく、「デッドベイト」を生きているように動かして魚を誘う道具である。
寒冷な北国では活餌(イキエ)が手に入りにくく、そういった理由から生み出されたともいわれる「三角バケ」は、漁師が使っていた漁具とされ、ヒラメやタラなどの底付近にいる魚を釣るのに欠かせない道具であった。しかし、その疑似餌はいつ、どこで、誰が生み出したものなのか。いまだ謎に包まれている…