蝦夷の疑似餌_その2

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北海道の船釣りには欠かせない「バケ」や「シャクリ」と呼ばれる疑似餌。現在海のルアーフィッシングで一般的な疑似餌「ジグ」よりも体積的に大きく、木材と金属など複数のマテリアルを組み合わせた漁具である。
そんな北海道で認知度のある「バケ」や「シャクリ」は、道内の船釣りとして有名なタラ釣りには「タラシャクリ」、サクラマス釣りには「バケ」と「シャクリ」、ヒラメ釣りには「バケ」が必需品であるという。
札幌市内で40年以上前から「バケ」や「シャクリ」を製作している三木製作所。店主である三木政和さんが子供の頃、今から60年ほど前、島牧の漁師さんが「バケ」や「シャクリ」で漁をしていたという。その当時は、漁師さんが「バケ」や「シャクリ」といった漁具を、組織密度が高く、高硬度、耐水性に優れたオンコの木を使って自作していたというのである。