インフレとデフレが起こるカラクリ【眠れなくなるほど面白い 図解プレミアム 経済の話】

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 インフレとは、モノやサービスへの需要が高ま
り、モノやサービスの価格が上がる現象です。
 一方、不況でフトコロが苦しくなり、モノも売
れない、モノの価格も下がり気味となるのはデフ
レ傾向です。つまり、インフレは物価上昇、デフ
レは物価下落を意味するのです。
 経済発展には、一定の需要増による緩やかなイ
ンフレが望ましいとされているわけです。
 日本は、戦後の高度成長期にはインフレ傾向が
続きましたが、1980年代後半にバブルが弾け
ると、
90
年代はその後遺症に悩まされます。
 
97
年の金融危機(山一証券や拓銀が破綻)以降
は、一転してデフレに苦しむようになるのです。
 デフレは、モノやサービスが売れないため、企
業はモノやサービスの価格を下げたり、コスト
カットを強いられます。従業員の賃金も下げたり、
首切りをせざるをえない状況にも陥ります。