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※ 視聴回数は1日1回更新されます。モノやサービスの価格は、「需要」と「供給」
の関係で決まります。「需要側である家計」と「供
給側の企業」で見ておきましょう。
家計はモノが安く買えるほうが望ましく、モノ
の価格が高くなると買い控えます。
一方、供給側である企業は、モノを値上げして
も売れるなら、もっと儲けようと供給(生産)を
増やします。
しかし、企業がモノの生産を増やすと、やがて
市場にモノが溢れて売れなくなります。すると生
産も減らし、モノの価格も下げて売ろうとします。
つまり、家計と企業は市場において、モノやサー
ビスを買いたい側と売りたい側とで、相反する欲
求を互いに主張しているわけです。
すると、市場においては、お互いが妥協できる
価格の拮
きっこう
抗点が定まってくることになります。