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※ 視聴回数は1日1回更新されます。子供の頃、砂浜、デコボコ山道、水たまり、草原、砂利道、急な坂道など、自由自在に走り回るラジコンカーで遊んだことはないだろうか。私は想像の中で自分を縮めて、ラジコンカーから見る景色を色々妄想したものだ。
今回紹介する「Swincar E-Spider」は、そんな幼少期の夢を具現化させた、フランス人発明家による電動四駆オフロード車だ。
あらゆる地形に対応
Swincar E-Spiderは、独立して自由に動く4本のアームと4輪の車輪のおかげで、丘、谷、砂、雪、川、岩場など、ありとあらゆる走行困難な環境に適応して走行する。運転席は、特許を取得したオリジナルの振り子設計により、どんな傾斜上であっても左右の水平を保つのでドライバーは快適だ。操作は手だけで出来るので、一部の身体の不自由な人の利用も可能だ。
環境にやさしい
100%電動だから、環境にやさしく、静かな走行で騒音も出さない。わずかなモーター音と、車輪の音だけだから、ありのままの自然の風の音や水の音を感じられる。4kWhのリチウムイオン電池搭載で、2時間の充電で1000m分の坂道走行を含む4時間連続走行が可能だ。
承認
2017年7月から、フランスでは公道での使用が承認されている。現在、3モデルあるうち、MAGAモデルと基本モデルのSwincarが承認をえている。
沢山の可能性
ありとあらゆる地形を自由自在に走り回れるSwincarは、レジャーでの利用の他にも想像次第でいろいろな可能性がひろがる。例えば、丘の中腹にあるブドウ園に行き、そのまま農作業もできるだろう。他にも、緊急時の救出作業や輸送困難地域への輸送作業、地質学、生物学、生態学などの大自然の中での調査時、身体の不自由な人の利用など色々考えられるだろう。
購入可能
Swincar E-Spiderは12500ユーロ(約162万円)から購入が可能だ。少し手を出しにくいお値段だが、レジャー施設などの商用利用やクリーンな農業車両として利用するのもいいだろう。
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スリル満点な四駆車で、冒険に出かけてみては。