非接触でボタンが押せる。触れてないのに「押し感覚」まで得られるテクノロジー「Kinetic Touchless」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

コロナ時代の感染リスクを下げるため、スタンダードな行動様式として定着しつつある「非接触」。
エレベーターのボタンのように物理的に押す必要がある装置も、テクノロジーによって非接触化が進むかもしれない。
特に「Kinetic Touchless」は、物理ボタンを押した感覚まで得られるという、ちょっと珍しいタイプの非接触テクノロジーだ。
ボタンが動くから、視覚的に押した感覚がある
「Kinetic Touchless」は一定距離にある指の動きを検知して、物理的なボタンを押し込むことができるテクノロジー。
指に動きに合わせて「ボタンが物理的に動く」ため、本当に押しているような視覚的な感覚が得られるという。
多くの非接触テクノロジーは人間の動作に対するフィードバックがないため、操作には慣れが必要だったりした。
しかし「Kinetic Touchless」は、視覚的ではあるがフィードバックをもたらしてくれる。非接触でありながら操作しやすいところが特徴。さらに「押す」以外に、「引く」「スライドする」などの動作にも適用できるようだ。
「Kinetic Touchless」はシンガポールのデザイン会社で開発されたばかり。今後の展開に注目が集まりそうだ。
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実用化されれば感染リスクを減らしながらも、ユーザーフレンドリーな操作感が期待できるかもしれない。
Kinetic Touchless
STUCK Design