カナダでついに発売開始!? 自動運転レベル4の大型路線EVバス「Xcelsior AV」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

世界的に自動運転技術は未来を語る上でホットな話題の一つといえる。
Tesla社を筆頭に、世界中の自動車メーカーが挙って研究を進めている分野だ。
そんな中、カナダの路線バスメーカー「New Flyer社」から新しく発表された、自動運転レベル4の大型路線EVバス「Xcelsior AV」。乗用車だけでなく、便利な日常を支えてくれる路線バスにも自動運転技術が取り入れられた。
公共交通機関も自動運転になる未来
「Xcelsior AV」は全長約12.5m、座席数は40席。自動運転レベル4を採用し、地域は限定されるが完全自動走行が可能。走行時には、基本的に運転手が常駐する形になるが、ほとんどの操作をバス本体が自動で行う仕組みだ。
また事故を防ぐため、先進運転支援システム(ADAS)テクノロジーを採用。さらに車体に死角ができないようLiDARやレーダー、カメラなどの複数のセンサーを配置し、その情報を基に3Dモデルを作成。他の走行車両や人の動きを検知し、事故を未然に防いでくれる。
また自動化することで人的コストが削減できるだけでなく、走行時のエネルギーコストも削減できる。多くが走行中の不注意から引き起こされる自動車事故を減らすだけでなく、環境にも優しいエコな側面も持ち合わせているのだ。
路線バスという公共交通機関も自動化する時代に突入。ますます便利な未来が近づいていることを予感させてくれる。
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自動運転を搭載した大型路線EVバス「Xcelsior AV」。人にも環境にも優しい次世代大型バスが未来の交通事情を変えるきっかけに?