「ゼレンスキー大統領緊急来日、chatGPTの規制」G7広島サミット1日目まとめ

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5月19日、岸田文雄首相は、G7広島サミット出席のため広島市を訪問中のG7首脳(フランスのエマニュエル・マクロン大統領、アメリカのジョセフ・バイデン大統領、カナダのジャスティン・トルドー首相、ドイツのオラフ・ショルツ首相、イタリアのジョルジャ・メローニ首相、イギリスのリシ・スナク首相、シャルル・ミシェル欧州理事会議長、ウァズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長)を、広島平和記念公園で出迎えました。続いて、G7首脳が揃って平和記念資料館を訪問し、岸田首相から展示内容について説明するとともに、被爆者・小倉桂子さんと対話しました。岸田首相及びG7首脳は原爆死没者慰霊碑に献花を行い、黙祷を捧げました。G7首脳は、松井広島市長から原爆ドームについて説明を受けた後、岸田首相とともに、平和への願いと、そのためのG7の結束への意志を込めて、公園内で被爆桜(ソメイヨシノ)の植樹を行いました。これら平和記念公園における行事を通じて、被爆の実相への理解を深めてもらいながら、G7首脳が慰霊の心をあわせ、ロシアによる核の威嚇は断じて受け入れられず、ましてやその使用は許されないとのG7首脳の立場を改めて表明することができ、「核兵器のない世界」の実現に向けたG7としてのコミットメントを確認する機会となりました。(外務省発表より抜粋)
午後から宇品島に戻ってワーキングランチを挟み本格的な議論が始まりました。冒頭岸田首相は「改めて皆様を歓迎申し上げます。皆様を私の地元広島にお迎えできまして嬉しく思っています。そして、今朝の平和記念公園関連行事に参加頂きましたこと心から感謝を申し上げます。ご覧の通り広島は緑豊かな中国山地と静かで波平らかな瀬戸内海に囲まれた街です。この静かな環境で世界が直面する様々な課題についてG7らしい、率直かつ戦略的な議論を行いたいと思っています。世界は今、気候危機、パンデミック、ロシアによるウクライナの侵略といった複合的な危機に直面をしています。こうした中、基本的な価値を共有するG7は国際社会の重要な課題に効果的に対応し、世界をリードしていかなければなりません。今回のサミット全体を通じての大きなテーマは分断と対立ではなく、協調の国際社会の実現に向けたG7の結束の確認と役割の強化であり、そのための積極的かつ具体的な貢献を打ち出すことです。そのため、二つの視点が柱となります。第一は法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序を守り抜くこと。G7を超えた国際的なパートナーとの関与を強化することであり、この2点をG7として明確に打ち出したいと思います。3日間にわたる率直な議論を通じてG7の揺るぎない結束を確認し、国際社会が諸課題の解決に向けた決意を広島の地から共に強く発信していきたいと考えています」と話しました。
初日のテーマは「世界経済」chatGPTをはじめとした生成系AIの普及に向けた規制のあり方や、ウクライナ侵攻について議論がなされたと思われます。また、ウクライナのゼレンスキー大統領が明日20日に来日し、21日の会談に対面で参加すると報じられ、G7広島サミットに集まる注目はさらに高まることが予想されます。