「空飛ぶホワイトハウス、防弾防爆の専用車」G7広島サミットに登場したアメリカ大統領専用機まとめ

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アメリカ大統領は世界中どこへでも、すぐに移動できなければならない…
G7広島サミットで登場したそのアメリカ大統領の移動手段をまとめました。
まず、広島空港に降り立ったバイデン大統領が乗って来たのが大統領専用機「エアフォース・ワン」です。
有事の際に大統領の執務に必要なものが全て備えつけられていることから、空飛ぶホワイトハウスとも呼ばれています。
エアフォースワンに初めて乗った大統領はジョン・F・ケネディ大統領で、1962年のことでした。現在、オバマ大統領が使用している機体は、ワイドボディ機のボーイング747-200B型2機で、ジョージ・H・W・ブッシュ大統領の時代から使用しています。2機はどちらを使っても機能は同じなので、常に予備の機体が存在していることになります。専用機には、有事の際に大統領の執務に必要なものが全て備えつけられています。エアフォースワンは3階建てで、総面積は約370平方メートルです。手術室にもなる医務室があり、医師が常に搭乗しています。一度に100人分の食事を用意できる調理室もあります。広い会議室は食堂としても使用できます。
続いて、軍用輸送機に積載して日本へ運び、試験飛行を行うなど入念な準備を行った大統領専用ヘリコプター「マリーン・ワン」
バイデン大統領が米海兵隊岩国基地から広島市内への移動手段として、広島市内から宮島訪問に使用するなど大活躍しています。
そして、マリーンワンと同じく、軍用機で輸送される陸の移動手段は「キャデラック・ワン」アメリカ大統領シークレット・サービスが所有しているゼネラルモータースの特別仕様車です。
シークレットサービスがつけた愛称から「ビースト」と呼ばれています。銃撃などの襲撃に備え様々な装甲が施されていますが、詳細は明かされていません。非常に重たいため、ゆっくり走り出す姿は、大統領を守るという責任の重さを表しているのかもしれません。