森山未來・勝地涼 ボクシングシーンの撮影秘話を語る

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俳優の森山未來、勝地涼、武正晴監督が2日、都内で行われた映画『アンダードッグ』の舞台あいさつに出席した。
『第33回東京国際映画祭』(TIFF)のオープニング作品に選ばれた同作。タイトルにもなっている“アンダードッグ”は、ボクシング界では「かませ犬」を意味する言葉で、踏み台にされながらも這い上がろうとする末永晃を森山。また、児童養護施設で育った大村龍太を北村匠海、テレビ番組の企画でボクシングに挑戦する宮木瞬を勝地が演じる。
ボクサーを演じた森山だが「格闘技経験は全くなかった。人を殴った経験も、殴られた経験もありませんでした」という。それでも猛特訓を重ね、勝地とのボクシングシーンでは、手に汗握る試合展開を演じている。
撮影秘話に話題が及ぶと「実際にリングの上にあがって、声援を浴び、アドレナリンを感じながら宮木(勝地)をボコるという…(笑)」と振り返りながら「勝地とは長い付き合い。(ボクシングの試合は)テンションが上がるけど、クールな部分も持ってやらなきゃいけないので、コミュニケーションを細かく取りながら撮影しました」と語った。
劇中では“やられ役”を演じた勝地は、試合シーンでは「事前に未來くんに『お腹の後に顔を殴るから』と教えてもらって、そういうきっかけを覚えるようにして、全体は未來くんに引っ張ってもらいました」と告白しつつ「未來くんに信頼を込めてガッツリ殴ってもらった。その時には小さい声で『痛い』とは伝えに行きました(笑)」と冗談交じりに明かし、笑いを誘っていた。