大泉洋、リモート撮影の舞台裏を告白

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女優の吉田羊、俳優の大泉洋がW主演し、松永大司監督がメガホンをとったリモート制作のショート連続ドラマ『2020年 五月の恋』(WOWOW)が、『東京ドラマアウォード2020』の単発ドラマ部門を受賞。29日、都内で行われた授賞式に2人そろって出席した。
 同ドラマは、撮影の自粛が続いていた当時、吉田の「お芝居で日本を元気にしたい」「心の栄養を届けたい」と思いを寄せたことからスタート。大河ドラマ『真田丸』で“洋羊コンビ”として夫婦を演じた大泉も賛同し、再タッグが実現した。
 受賞を喜んだ吉田は「自粛期間中、世界中が落ち込んでいるなかで、エンターテイメントで皆さんに笑顔になっていただきたいと思って、発案しました」と語り「20日間でオンエアにこぎつけた作品です」と告白。そのスピード感に司会の石坂浩二も驚いた。
 撮影もリモートで行ったため、キャスト・監督がそろうのは同日が初めて。大泉は「設定が電話だったので、私が吉田さんに夜中、娘が寝てから本当に電話で練習しました」と撮影秘話に花を咲かせつつ、隣に立った松永監督を眺めながら「こんなに背の高い人だったとは…」と目を丸くしていた。
 同アワードは『国際ドラマフェスティバルin TOKYO 2020』のメインイベントとして開催され、作品の質の高さのみならず“市場性”“商業性”にスポットをあて、『世界に見せたい日本のドラマ』のコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性の高いドラマを表彰する。
 そのほか、個人賞・主演男優賞を生田斗真(『俺の話は長い』)、主演女優賞を黒木華(『凪のお暇』)、助演男優賞を佐藤健(『恋はつづくよどこまでも』)、助演女優賞を伊藤沙莉(『これは経費で落ちません!』)、主題歌賞をOfficial 髭男 dism(『恋はつづくよどこまでも』)らが受賞した。