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※ 視聴回数は1日1回更新されます。女優の中条あやみ(23)、俳優の小澤征悦(46)、兼重淳監督(53)、スポーツ庁長官・室伏広治氏(46)が4日、都内で開催中の『第33回東京国際映画祭』(TIFF)内で行われた映画『水上のフライト』(13日公開)舞台あいさつに登壇した。
本作は、実在するパラカヌー選手との交流を通じ作り上げられたオリジナルストーリー。走り高跳びで世界を目指し、有望なスポーツ選手として活躍していた遥(中条)だが、不慮の事故から二度と歩くことができなくなってしまう。心を閉ざした彼女だったが、カヌーという新しい夢を見つけ、母の愛、淡い恋心、恩師との約束、大切な人の思いを乗せて、どん底から道を切り開く物語が描かれる。
物語にあわせて「スランプや挫折を経験したときに自分を鼓舞するもの」を聞かれた中条は「日記に出来事を書くようにしています」と告白。続けて「あとから見返したときに、こんな出来事があった。こんなことで悩んでいたけど、いま思えば小さい悩みだったなとか。強くなるための経験だと思って、書くようにしています」と日記につづった昔の自分から元気をもらうことを明かした。
映画では競技用カヌーに挑戦した中条。「練習時間も含めて長くはできなかったんですが、自分の力でできるように臨場感が映るようにと思って練習していました。自分でやることができてよかったです」と話していた。