『告発の信用性を否定し、自己保身をはかろうとしていた』大学教授が斎藤知事らを刑事告発 元県民局長の私的情報の漏えい問題

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MBSニュース

 兵庫県の斎藤知事を告発した元県民局長の私的な情報が漏えいした問題について、知事や元県幹部らに地方公務員法違反の疑いがあるとして、大学教授が神戸地検に告発状を提出しました。
 斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発した元県民局長の私的な情報が漏えいした問題では、県の第三者委員会が井ノ本知明元総務部長による漏えいを認定し、「知事や元副知事の指示のもと行われた可能性が高い」などと指摘しました。
 神戸学院大学の上脇博之教授は6月10、「私的情報を漏らすことで告発の信用性を否定し、自己保身をはかろうとしていた」などとして、井ノ本元総務部長、斎藤知事、片山安孝元副知事を地方公務員法の守秘義務違反などの疑いで刑事告発しました。
 (神戸学院大学 上脇博之教授)「組織的にやられていて上司が部下に命令した形ですので、捜査して真相解明していただいて、厳重に処罰していただく」
 漏えいの指示について斎藤知事は一貫して否定しています。