「8億は引き過ぎ」開示された赤木俊夫さん自筆のノートには“国有地売却での大幅値引きに強い疑問”うかがえる言葉も【森友学園問題】

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MBSニュース

 森友学園を巡る決裁文書の改ざん問題で、財務省が遺族に開示した2回目の文書に元職員のノートが含まれ、国有地売却での大幅な値引きに強い疑問を抱いていたことがうかがえる言葉がありました。
 森友学園との土地取引をめぐる決裁文書の改ざんを命じられたことを苦に自死した、近畿財務局の元職員・赤木俊夫さんの妻・雅子さんは財務省側が検察に提出した文書の開示を求め裁判を起こし、勝訴。財務省が開示を進めています。
 6月11日開示された約9000ページの文書には、俊夫さんの自筆のノートが含まれていて、「8億の減額は損害賠償に近い」「8億は引き過ぎ」など国有地を8億円以上も値引きして学園側に売却することに、“強い疑問”を抱いていたことがうかがえる言葉が確認されました。
 雅子さんの弁護団は、約9000ページの解析を進めています。