小学校給食に『金属片』が混入 大阪市が指導行うも『ごみ箱を触った手で調理』など問題相次ぐ…市議会で業者の変更を求める声「即刻変えないといけない」

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MBSニュース

 小学校の給食に「金属片」が混入。問題の改善がみられないとして業者の変更を求める声が上がっています。
 給食を作る際に使うゴム手袋。野菜を切る際に誤って先端を切ってしまったということです。そして提供前の食器に金属片が混入したことも。
 大阪市の小学校でことし4月に給食をつくる業者を変えてから、こうした問題が相次いで報告されています。市は、5月下旬から市の職員を派遣し、業者に対して調理の助言や食器の洗い方などの指導を行ってきました。
 しかし、5月28日にもごみ箱を触った手で調理を続けたとして、スープの提供を中止。衛生面での問題がいまも続いています。
 (前田和彦大阪市議)「信頼がなくなってしまっている。(業者を)即刻変えないといけないと思います」
 市議会では6月10日、市や市教委に対し業者の変更を求める声が上がりました。横山市長は…
 (大阪市 横山英幸市長)「検討検討といって引き延ばせる問題ではないので、適切な時期に判断する」
 市は今後、改善がみられなければ業者を変更する可能性もあるとしています。