大水害を忘れないように…梅雨入り前に『水防訓練』土のうの作り方など学ぶ 兵庫・豊岡市

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 21年前、台風による水害に見舞われた兵庫県豊岡市では、6月8日、梅雨入りを前に水防訓練が行われました。
 豊岡市では2004年10月、台風23号に伴う大雨で市内を流れる円山川の堤防が決壊し、広い範囲で浸水が発生、7人が亡くなりました。
 この水害の記憶の風化を防ごうと、2014年から毎年、水防訓練を行っています。8日は、地元の消防団や自主防災組織のメンバーら約160人が参加。排水ポンプ車の説明を受けたほか、土のうの作り方や積み方を学びました。
 (参加者)「普段から(訓練)していることが、災害時に役に立つので、重ねていくことが非常に大事かと思います」
 雨量が増えるシーズンに備え、参加者たちは真剣な表情で訓練に取り組んでいました。