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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 『和歌山カレー毒物混入事件』の林真須美死刑囚(63)が起こした2回目の再審請求。高裁でも退けられました。
1998年に和歌山市で開かれた夏祭りで、カレーにヒ素を混ぜて4人を殺害したなどとして死刑が確定した林真須美死刑囚。
裁判のやり直しを求めた2回目の請求では「青酸化合物が毒物として使用された可能性も排除できず、第三者の犯行だ」と主張しましたが、2023年、和歌山地裁に棄却され、大阪高裁に即時抗告していました。
青酸化合物の分析について大阪高裁は「確定判決でも参照されたもので、再審開始に必要な新たな証拠とは言えず、地裁決定に不合理な点はない」として、1月27日付けで即時抗告を棄却しました。
林死刑囚は「鑑定結果の誤り」などを主張して3回目の再審請求もしています。