モペットを“免許不要”の「特定原付」と偽って販売した疑い 会社役員ら書類送検 約150台販売し1000万円以上売り上げたか

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MBSニュース

 運転免許が必要な「モペット」を免許のいらない「特定原付」と偽って販売したとして、自転車販売会社の役員ら2人が書類送検されました。
 詐欺などの疑いで書類送検されたのは、大阪市東住吉区の自転車販売会社「Wiz World」の役員の男性(47)と元従業員の男性(30)2人です。
 警察によりますと、2人はおととし9月から去年8月にかけて、本来運転免許が必要なモペットを「16歳以上なら誰でも乗れる!免許不要」などとうたって販売店に48台免許が不要の特定原付として販売し、約300万円をだまし取った疑いなどが持たれています。
 販売していたモペットは最高速度が時速20kmを超えることから運転には免許が必要だったということです。
 警察は会社がこれまでにモペットを特定原付と偽って約150台販売し、1000万円以上売り上げていたとみて捜査しています。