変顔で演奏する楽器「Face Session」

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Viibar inc.

bouncy / バウンシー

変顔を強要されます。
2018 アジアデジタルアート大賞の学生カテゴリー、インタラクティブアート部門で優秀賞を受賞した、伏田昌弘氏「Face Session」は、表情で演奏する楽器アプリです。
演奏者は、スマホやタブレット、PCなどのフロントカメラがついたデバイスの前で、さまざまな表情をします。するとアプリが顔の輪郭情報の抽出と感情(怒り)をAI解析して、音を出します。
これで、表情楽器の出来上がりです。名前に「Session」とついているとおり、複数人でやると、セッションができます。
これが面白い。どれだけ真面目にセッションしようとしても、みんなが集まってひたすら表情を動かしているさまは、何をしているか全く分からない。その謎さ可笑しさには、不思議な魅力があります。
作者の伏田さんも、「やってる人だけじゃなくて、はたから見ている人も面白いということも含めて作品なんだなと思った」そうです。
マルチデバイスで展開されているこの作品は、あちこちに持っていって演奏することも可能。もし街角やカフェでひたすら変顔をしている人がいたら、もしかしたらFace Sessionを演奏しているのかもしれません。