もこもこな生地も3Dプリントできる時代に? カーネギーメロン大学が生み出した3Dプリンター「Desktop Electrospinning」

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bouncy / バウンシー

カーネギーメロン大学の研究チームMichael L. Rivera氏とScott E. Hudson氏が開発した硬質プラスティック印刷と電界紡糸(エレクトロスピニング法)を組み合わせた3Dプリンター「Desktop Electrospinning」。
新しい触覚体験を目的に開発しており、羊毛に似た感覚の織物シートと従来のプラスチックのオブジェクトの両方を1つの押出機で切り替えて出力できる。
硬質プラスチックと導体と組み合わせた電界紡糸製の静電容量センサーによって、羊毛の質感を持った触ると鳴き声を出す絵本の羊や、土壌が乾いたことをセンサーが感知すると、サーボモーターを使って花びらが開くという、土壌の水分レベルを視覚的にかつ物理的なフィードバックを提供してくれる3Dプリント製の花など、多彩な双方向性の装置を製造できる。
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液体や水分の検出、圧力の変化など、電界紡糸ならではの仕組みを活用することがで、汗をかき過ぎると開くように動作するカスタム衣服、または人がどれだけ活動的(または非活動的)であるかを検出できる柔らかい靴のインソールなどを実現できるという。
Desktop Electrospinning
Michael L. Rivera and Scott Hudson, Carnegie Mellon University