もう待たない!_ 従来より最高60倍も速い高速3Dプリンター「Rocket 1」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

家庭向け製品も続々と登場し、ますます身近になってきている3Dプリンターだが、難点は造形速度。家庭向け3Dプリンターの場合は特に、小さく単純な造形でも数時間かかるケースが少なくない。
今回紹介するのは、そんな造形速度の常識を覆す新技術3Dプリンター「Rocket 1」。Kickstarterでのクラウドファンディングが開始わずか10分で目標金額に到達し、大きな注目を集めている。
造形速度は従来の20〜60倍
「Rocket 1」の造形速度は最大380mm/時間。自社開発のデジタル連続液体成形技術「DCLF」により、従来の3Dプリンターのなんと20~60倍も速いという。
また、従来の3Dプリンターはボトムアップ式が多いのに対し、「Rocket 1」はトップダウン式を採用。重力や剥離力の影響を受けにくく、後処理時間の節約につながっている。
複雑なディテールも正確に造形
速い分精度が低いのではと不安になるが、「Rocket 1」ではその心配もなさそうだ。XY軸0.035mm/Z軸0.001mmの高解像度で、細かく複雑なディテールも正確に造形できる。表面の仕上がりも非常に滑らかだ。
さらに、重力の影響を受けにくいトップダウン式によって、透明な物や弾力性を持つ物も造形できる。
ランニングコストの節約にも
家庭でも使える3Dプリンターとして、「Rocket 1」は使い勝手にも死角がない。
3Dプリンター本体からの光照射で樹脂を硬化させるため、使い捨てスクリーンやリリースフィルムが不要で消費電力も少ない。さらに消費効率の高い独自開発樹脂によって、ランニングコストを節約できる。
工業用グレードの素材を使用し、耐久性、堅牢性、安定性に優れた設計。製品寿命は18,000時間以上が想定されている。
直感的に操作できるタッチスクリーンで、知識のない初心者でも使いやすい。
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今まで何時間も待っていた3Dプリントも、これなら数分でできちゃうかも!