ヘルメット着用が任意に! 渋谷で電動キックボードLUUPに乗ってみた!

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

こんにちは、bouncy動画ライターの田所です!
4月下旬、「LUUP」より電動キックボードのシェアリングサービスが実証実験としてスタートしました。
過去の実証実験では、原付扱いのためヘルメットの着用が義務でした。今回は新事業特例制度に認定されたことで、政府の特例措置の元、ヘルメットの着用が任意となっています。これは乗ってみるしかない、ということで渋谷で実際に乗ってきました!
超簡単! 事前登録ですぐに乗れるのが魅力的
電動キックボードに乗るためには、事前準備が必要でした。でも、すごく簡単!
まず、「LUUP」専用アプリをダウンロードします。加えて必要になる事前準備は2つだけ!
運転免許証の登録
事前にアプリ内で運転免許証の登録が必要です。私の場合は、撮影前夜に登録し、翌朝には乗ることができました。アプリ内で免許証を登録した後、すぐに使用可能のようです。
今回実証実験を行なっている電動キックボードは、小型特殊自動車扱いのため原付免許では利用できません。
小型特殊免許、普通二輪車免許、普通免許など、原付免許以上の免許の登録・携帯が必要です。
走行ルールの確認テストの満点合格
当たり前の交通ルールから、電動キックボードについての問題などきちんと理解していないといけない問題が12問用意されています。歩道走行、車道逆走等の違反はもちろん処分の対象になります。
準備をしたら早速渋谷へ!
QRコードをスキャンしてロック解除
アプリには近くのポートが検索できます。使用可能な電動キックボードが停まっていることを確認し、ポートに向かいます。
本体についているQRコードをスキャン!
盗難の危険性はないのかな? と心配したのですが、本体は20キログラムほどあり、ロックを解除しないと乗れないので心配しすぎだったかもしれません。
QRコードをスキャンした後、目的地を設定するとロックが解除されます。
ヘルメットの着用は任意のため、ヘルメットは本体に付属しておらず、スマホ一つで借りられるのはハードルが低いなと感じました。
それでは、早速乗っていきましょう!
小回りが効くから細い道で大活躍!
今回は大通りに近いポートで電動キックボードを借りたので、すぐに自動車の交通量が多い道路を走行することになりました。
最高速度15km/hなので、不安ですが一番左側の道を気をつけて走ります!
スクランブル交差点では、信号待ちの歩行者の視線をとても集めます。さらに、信号待ちをしていると、隣に停まったバイクのお兄さんに「何キロ出るの?」「いくらで借りられるの?」と信号が青になるまで質問をしてもらいました。
注目されている! これは嬉しい反応。
二車線以上ある道路での右折は怖かったので、電動キックボードを降りて、手で押して歩行者道路を歩きました。交通量の多い道路の場合、右車線に入るのが少し難しいので、手で押して曲がることをおすすめします。
「キャットストリート」と呼ばれる、細い道では小回りがきく電動キックボードが大活躍!
今まで通ったことのない道やお店に出会えて、大満足です。3時間ほどで料金は約2500円。少し高いように感じますが、新鮮な体験ができたので、個人的には安いと思いました!
普段は行けない場所にも足を運ぶことができるようになり、東京観光に最適な乗り物かもしれません!
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実際に乗ってみて、ヘルメットが任意で髪型が崩れず、座らないので洋服にシワもつかない。借りるのも簡単で、返すのも簡単。渋谷で利用するにはとても便利だと感じました。
撮影の後も、友人とランチの際に使用したり、晴れた日の気分転換にLUUPを使ったりしています。
今回の実証実験で安全性が認められることで、電動キックボードが移動手段の当たり前になる日も近いと実感できました。5月からは大阪の一部エリアでも電動キックボードのシェアリングが開始したようです。
今後もエリア拡大など嬉しいニュースが待ち遠しいです!