免疫力を高めるために普段から摂りたい四つの成分とは?【免疫力の話】

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ファイトケミカルとは、植物に含まれる天然の機能性成分のことです。野菜や果物の皮やアクに多く含まれ、動くことのできない植物が自分の身を守るための手段であると考えられています。近年の研究では、1万種以上もの成分が存在し、私たちが普段食べている野菜や果物の多くにそれは含まれているのです。
代表的な成分としては、まず、チョコレートや緑茶に含まれる「ポリフェノール」があります。これは、強力な抗酸化力を持っていて、眼精疲労や生活習慣病の予防に効果があります。
2つ目は「イオウ化合物」です。ニンニクやわさびに含まれ、血流を促進したり、血液をサラサラにして動脈硬化を予防します。
3つ目はしいたけや海藻に含まれる「糖関連物質」。抗酸化作用が強く、こちらも生活習慣病の予防に役立ちます。4つ目はにんじんやほうれん草に含まれる「カロテノイド」。免疫細胞を刺激、活性化させて、免疫力をアップします。
これらの食品を食べるときに気をつけたいのは、野菜や果物を、皮ごと、かつアクの処理などをせずにまるごと食べることです。例えば、ごぼうは水にさらしてアクを抜くと、有効成分が流出してしまいます。
少し食べにくいものもありますが、せっかくの有効成分ですので、工夫してぜひ食べるようにしてください。