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※ 視聴回数は1日1回更新されます。年齢を重ねるにつれて体型の変化や体重が気になるけれど、効果的な解決手段がなかなか見つからない……。そんな悩みを抱えている人が少なくないことを、あるデータが示しています。
厚生労働省が２０１９年に発表した「国民健康・栄養調査」によれば、20歳以上の肥満者の割合は男性が33％、女性で22.３％となっており、男性のほうが高い傾向にあります。また、過去５年間の推移を見ると、男女ともに２０１５年以降からじわじわ増加しているのが特徴です。年代別では、男性の40代が39.７％と一番高く、次いで50代が39.２％。つまり、40～50代の４割近くが肥満の状態にあるわけです。一方、女性は高年齢層の肥満化が目立ち、60代で28.1％と最も高くなっています。ちなみに、世界的に見ても肥満の人が増えているようです。世界肥満連合（ＷＯＦ）の調査報告では、１９７５年から２０１６年の間に肥満者の数が全世界で約３倍に増えたとも。欧米各国が軒並み肥満傾向にあるのに対し、日本は肥満者の割合が比較的少ないこともわかっています。
ただし、先ほどの調査結果を踏まえると安心はできません。肥満は見た目の問題だけではなく、様々な生活習慣病を引き起こす原因にもなります。手遅れになる前に、早めの対策を心がけたいものです。