アプローチの打ち方は「基本がない」ことが基本!と考えるべき理由とは!?【スピンを操るThe Approach Palette/伊澤秀憲】

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アプローチの場面で多くの方は「こういう場面ではこう打つ」という“基本”や“セオリー”と言われる打ち方に頼ろうとされるのではないでしょうか?しかし、その“基本”や“セオリー”と言われる打ち方通りにやっても必ずしも上手くいくとは限りません。そのため「アプローチは難しい!」といった苦手意識を持たれる方が多いのではないでしょうか。本来、アプローチには「こう打つ」という決まりや基本のようなものはないのです。なぜなら、アプローチは絶対的に、毎回違う状況になるからです。だから毎回、対応も絶対に違ってくるはずなのです。ちょっとした条件の違いに対応していかなければ、上手く打つこと自体が難しくなりますし、仮に上手く打てたとしても結果として寄らないということがおきます。
でも……。状況に応じた対応をせよと言われても、困りますよね。それをご自分で考えて、その場で組み立てられるようになるための方法を考え出しました。実際にプロや上級者がアプローチの状況で、経験や感覚を駆使してやっている手順ですが、無意識でやっているため、これまでだれも説明できませんでした。それを整理して説明していきたいと思います。