左ドッグレッグホールでのティーショットの鉄則とは?【うねりスイング実戦ラウンド編1/三觜喜一】

視聴回数284,260

※ 視聴回数は1日1回更新されます。

ラブすぽ

◎ティーアップする場所が大切
左にドッグレッグしているホールのティーショットでは、ティーイングエリアの立ち位置が重要になります。
たとえば左の林の上を打っていくという場合、ティーイングエリアの左サイドから打つか右サイドから打つかは、自分の球筋によって決めなくてはなりません。
フェードヒッターがこういう場合に左サイドに立つと、そのホールの左サイドが狭く感じてしまい無意識のうちに右を向いてしまいます。
これだと右から右へのエラーになってしまうので、こういう場合はティーイングエリアの右サイドに立ってしっかりとコーナーを狙う気持ちが必要です。
この考え方だと、ドローヒッターは左サイドからコースなりのドローボールということになりますが、ボールが戻って来ず右に突き抜けるということがあるので、やはりドローヒッターでも右サイドに立つのがセオリーではないでしょうか。
そうすることでフェアウェイのキープ率がかなり上がってくると思います。
経験上、左ドッグレッグのロケーションで左サイドにティーアップする人は、ほとんどボールは右のラフにいきますね。ただし左サイドがすぐOB でそこを避けて打つのなら左側から打っても問題ないと思いますが、やはりゴルフはフェアウェイキープが大前提なので、そう考えたらティーイングエリアの右サイドから打っていくべきです。
また、コースでけっこう見落としがちなのが風です。
風が右から吹いている場合、右に打ち出しても左に流れてきますので、そのぶんを計算して打ち出していく方向を決めます。飛距離が出る人は特にティーアップする場所に気を使うべきです。
ゴルフはまず①自分の飛距離を知ること ②自分の持ち球を知ること そして③風を知るということが大事で、それらを考慮した上でどこを狙っていくかを考えていくと、自ずとティー
アップする場所がわかってきます。
多くのアマチュアは練習場でまっすぐ飛ばす練習ばかりしていますが、球を曲げる練習をしてください。左に曲げられる、右にも曲げられるというスキルがあれば、自ずといろいろな攻略ルートが見つかります。