ティーショットのミスとコースの景色との関係とは?【うねりスイング実戦ラウンド編1/三觜喜一】

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◎スイングが景色に翻弄されるケースを知っておく
ゴルフはターゲットにボールを飛ばすゲームなので、ボールの行方がどうしても気になるものです。
これはゴルファーの宿命でもありますが、行方が気になり頭が早く上がってしまう場合があります。
その1つが打ち上げのホールで、ティーイングエリアよりも高い場所に打っていくティーショットでは、早めに目線が上がってしまいミスになりやすくなります。
もう1つは逆光のときで、光が反射して向こうが見えないときにも、心理的に早めにボールを追いかける傾向が強くなり、体が早く開いて振り遅れやすくなります。
大事なのは逆光だろうが打ち上げだろうが、景色に自分のスイングが翻弄されないようにすることです。
とはいっても見たくなりますから、早めに見に行くとダメな状況を知識として頭に入れておいて、そういうときには少し目線を右下に置きながら打つとか、何かしらの工夫をして体の開きを防ぐことが必要です。
逆光になると毎回ボールがどこに行くかわからなくなるのにもかかわらず、本人はそれに気づいていないこともありますから、これは知識として知っておいてください。