滑るボール問題を考える! 山本由伸など今回の代表メンバーはあまり苦労しなそうと予想できる理由とは!?【WBC野球ライター座談会】

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メジャーリーグのボールもそうだが、WBCのボールも日本のボールよりも滑りやすいというのはプロ野球ファンなら耳にしたことのある話だろう。
厳密に言うと違反だが、少し前のメジャーリーグ内で暗黙の了解として許されていたことが「松ヤニ」を指に塗って滑りにくくして投げていたと中島大輔氏は話してくれた。
ただ、現在はしっかりとルールを厳守するようになり松ヤニは使えなくなっている。
氏原英明氏は前回大会である2017年のWBC前に小久保裕紀と牧田和久が話しているのがたまたま聞こえてきたことがあるというエピソードを教えてくれた。
それによると牧田和久は2013年のWBCも代表選手として選ばれている経験談から「抜いて投げるタイプのピッチャーはボールが滑って苦労する」「逆にグッと強く握ってインパクト強く投げるタイプのピッチャーは大丈夫なのではないか」と話していたという。
さて、ここで中島大輔さんは「山本由伸はストレートも変化球も深めにボールを握って投げるタイプなので滑るボールに苦労しない可能性が高い」と話してくれた。
さすが山本由伸に関する著書を上梓している中島大輔氏だ。
今回の代表メンバーを見てみると、幸いにもパワー系のピッチャーが多いので滑るボールに苦労するピッチャーが少なそうには見える。
ダルビッシュ有と大谷翔平以外のピッチャーはいつも日本のボールを投げているわけだが、そのピッチャー全てに日本でのピッチングと同様の快投を期待したい!!
それが世界一、金メダル一とへ繋がるのだ!!