マスコミが作り出している「1次リーグ突破は当たり前」の楽観ムードが侍ジャパンに蔓延すると危ない理由とは!?【WBC野球ライター座談会】

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多くの解説者がスタメン予想をしているが、中島大輔氏は「1次リーグで色々な選手を試して調子の良い選手を準々決勝戦以降も使っていく」というスタンスを栗山英樹監督は取るのではないかと話してくれた。
ちなみに、1次リーグは最終戦にオーストラリア戦が組まれている。
それまで全勝で来ていればオーストラリア戦はいわゆる「準々決勝戦以降に向けたお試し選手起用」ができるが、第2戦に宿敵・韓国との試合が組まれている。
この韓国戦を取りこぼすようだと最終戦のオーストラリア戦は必勝態勢で臨まないといけなくなり、お試し采配はできない状況となっていることが予想される。
加えて、中島大輔氏は東京オリンピックを思い出してほしいと言う。
所見の動くボールを投げる系の外国人ピッチャーに日本打線が苦戦したことからも、今回のWBCもあまり楽観ムードになることはやめた方がよいと話してくれた。
世間では「1次リーグは突破して当たり前」という雰囲気が漂っているが、必ず打てるとは限らない。
加えて、ダルビッシュ有でも大谷翔平でも山本由伸でも絶対に打たれないなんて保証はない。
マスコミが作り出す雰囲気に飲まれずに「熱いけれども冷静なファン」でいられることが大切だ!!