水原希子、ロードムービー主演のために”免許取得” さとうほなみ「助手席怖かった!」

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女優・モデルの水原希子と、ロックバンド・ゲスの極み乙女のドラマーでもあり、女優としても活躍するさとうほなみが13日、都内で開催されたNetflix映画『彼女』配信直前イベントに登壇。ロードムービーで主演を務めるにあたり、水原は「このために免許を取りました。ロードムービーで免許持っていないって無理があるな、と思って、撮影の前に23日くらいでちゃちゃっと取りました」と明かした。
映画は、永澤レイ(水原)と篠田七恵(さとう)、女性2人の逃避行劇。レイは、高校時代から思いを寄せていた同級生の七恵と10年ぶりに再会し、彼女が夫から壮絶なDVを受けていることを知ると、その夫を殺害してしまう。自分のために殺人まで犯したレイに恐ろしさを抱きつつ助けを求める七恵と、そんな彼女を救うため、すべてを受け入れるレイ。互いに愛を欲しながらも、絡み合わない思いをぶつけ合う。中村珍氏の漫画「羣青」(小学館IKKIコミックス)が原作に、“愛”の本質を問う。監督を務めた廣木隆一もイベントに出席した。
日本の美しい景色を背景にしたロードムービー。劇中で水原が運転した車は赤いBMWのオープンカー。免許取り立てでホヤホヤ初心者の水原が、ハンドルを握り、感情的なお芝居をしながら運転するというのはかなり難しいものがあったといい、助手席に座っていたさとうは「すごく怖かったですよ」と吐露した。2人が車で移動するシーンは、ドローンを使ったり、ヘリコプターから空撮したり、こだわりの撮影を敢行。廣木監督は「2人ともスタントなしで、完璧でした。すげー楽しかった」と自信をのぞかせていた。
撮影は、順撮りで行われたそうで、水原もさとうも「かなり助けられた」と廣木監督に感謝。水原は「その瞬間、その瞬間をレイと七恵としてピュアな状態で生きることができた。その時、感じた葛藤、苦しさ、喜びがピュアに表れていた」と、“役を生きる”ことに専念できたという。さとうも「私自身が、希子ちゃんがいないとなりたたない、という精神状態にまでいった」と明かした。
撮影も終盤では、「ずっとくっついていたね」(さとう)、「カメラが回っていないところでも手を握ったり、直前まで抱き合ったりしていた」(水原)と、まさに「役と自分たちの精神状態がリンクして」(水原)離れられなくなっていったと、初共演での仲良しエピソードも披露していた。