ガンダムシリーズ最新作”閃光のハサウェイ”、小野賢章・上田麗奈ら声優陣が集結

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アニメーション映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(5月7日)の完成報告会見が13日、都内で開催された。ハサウェイ・ノア役の小野賢章、ギギ・アンダルシア役の上田麗奈、ケネス・スレッグ役の諏訪部順一、レーン・エイム役の斉藤壮馬が参加した。
 小野は「ついに完成した。この日を待っていた。今はそんな気持ちでいっぱい」としみじみ。昨年3月にキャストとして発表されたが、コロナ禍で公開が延期となった。「ようやく完成した。まだ見られていないので早く完成した本編を見たい」と胸のうちを明かした。上田は「多くの方が待ち焦がれている『閃光のハサウェイ』が公開になる。皆さまの中でも、どんな映像に、どんな音楽に、どういうふうにキャラクターが動くのか期待と不安もあると思います。今のチームでできる精一杯のことをできたかな、という自信もある。楽しみに待っていただければ」とメッセージを送った。
 諏訪部は「出演者であるというのを差し引いても、胸躍るステキな作品に仕上がっている」と力を込め、斉藤は「多くの思いを背負って製作が進めてられている『閃光のハサウェイ』。我々も収録の段階から『本当に壮大なスケールな物語だぞ』と感じていた。『その思いを引き継いで受けてとめて表現をしないと』と、責任と覚悟をもって収録に臨んだ。今は早くその思いをお届けしたい」と込めた思いを語っていた。
 また、小野は「ハサウェイは『逆襲のシャア』の時に間近でアムロやシャアの思いを見ている人物。2人とも『地球を守りたい』という思いから自分の正義を貫く。それを見ていく中で、ハサウェイなりに考えての行動」とハサウェイというキャラクターを語る。「これで合っているのか、複雑な心情が常に心の中にある。テロリズムを起こそうとするハサウェイと、ブライト・ノアの息子で好青年の表向なハサウェイ。裏表の表現は丁寧に。僕自身も苦労しながら役作りをやっていった」としていた。
 『閃光のハサウェイ』は、2019年に迎えたガンダム誕生40周年、さらに宇宙世紀の次の100年を描く「UC NexT 0100」プロジェクトの映画化作品第2弾として制作される宇宙世紀サーガの最新作であり、アムロとシャアによる最後の決戦を描いた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988)の世界観を色濃く継承する作品。反地球連邦政府運動「マフティー」の戦いを縦軸に、そのリーダーであるハサウェイ・ノア、謎の美少女ギギ・アンダルシア、連邦軍大佐ケネス・スレッグの交差する運命を横軸に描く。