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※ 視聴回数は1日1回更新されます。俳優の吉永小百合、広瀬すず、松坂桃李、西田敏行が14日、都内で行われた映画『いのちの停車場』(5月21日公開)完成披露試写会に登壇した。
原作は、都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師・南杏子氏の小説。今の日本の長寿社会における現代医療制度の問題点、尊厳死・安楽死などに向き合い、これらに携わる医師、患者、家族が織りなすヒューマンドラマが描かれる。救命救急医として勤務し、とある事情で実家に戻り、在宅医療を通して患者と向き合う白石咲和子を吉永、咲和子を追いかけてきた医大卒業生の野呂聖二を松坂、訪問看護師の星野麻世を広瀬が演じている。
広瀬、松坂との共演について聞かれた吉永は「本当にすずちゃんは、涼やかでかわいくて。桃李さんはすてきで、きりんのようにすくすくと成長されてかっこいい。お二人を見ていて楽しかったです」と若手キャストから刺激。
西田敏行も「すずちゃんの活躍ぶりを見ているとのびのびといきいきとはっきりと物ごとも言いますし、立派に仕事もこなしている。桃李くんも素晴らしい仕事をずっとしている。大変な作品ばかりに出られていますが、映画界をけん引しているひとりで、うれしく思います」と2人の成長ぶりに目を細めた。
松坂は「僕とすずちゃんは太陽のような存在でいてほしいと言われました。吉永さんが月なら、太陽のような存在でとお話があり、そうなれるようにしっかり努めました」とし、広瀬も「太陽というのはクランクイン前から言われていたので、自分の過去を話すシーンでは、(成島出)監督のご指導をいただきながらお芝居をした覚えがあります」と明るく振る舞うことを意識したと話していた。
この日は、南野陽子、小池栄子、みなみらんぼう、泉谷しげる、中山忍、石田ゆり子、田中泯、成島出監督も登壇した。