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※ 視聴回数は1日1回更新されます。大みそかの格闘技『RIZIN.33』で、自ら志願した斎藤裕(34)との1年1ヶ月ぶりのリマッチに勝利した朝倉未来(29)が、試合後のインタビューでこの一戦の感想や2022年の展望を語った。
開口一番、「ホッとした」と明かした未来は「斎藤選手は強い選手だなと思いましたし、短い期間のオファーで盛り上げるために出てもらったので、感謝しています。やっぱり強い選手だなと思いました」と改めてその実力を高く評価した。
前戦で斎藤に敗れてから練習メニューを厳しくし、ミット打ちやフィジカルトレーニングにも取り組んだ。「打撃が0コンマ数秒早くなり、組力も強くなったことで自信が持てた。(斎藤戦以前の)スパーリングだけをやってたときとは全然違う」と自身の進化を実感している。
この試合をオファーされたのが1ヶ月を切った12月6日で、その時点で規定体重よりも10.5キロも重かったが、「計量失敗は格闘家として終わりなので」とハードな練習と食事調整で無事にクリアした。しかし苦戦もしたようで「3日前なのに残り10キロ、という悪夢を見た」と一筋縄ではいかなかった原料を振り返った。
左手に包帯を巻いており「骨が浮いちゃってるけど、折れてはいない」と激闘の代償を背負ったが、2022年の試合は「いつでもだれでもいいですよ。できればクレベル(・コイケ)選手か、(フェザー級王者の)牛久選手とやりたい」と具体名も明かした。RIZINは11月から金網のケージマッチも開始しており「なんでも大丈夫ですね。金網は毎日(自分のジムで)やってるし、リングは慣れているので」と戦う場も選ばない。
ただ、開催がうわさされているフェザー級トーナメントについては「やる必要なくないですか? 強い選手が誰かわかってますよね? 斎藤選手と俺がやって、そっからトーナメントをやる必要はないと思いますよ」と否定的なスタンスを示した。
また、SNSで挑発合戦を繰り広げている平本蓮が2022年2月に試合が決まったが、「やりたくないですよ、さすがにレベルが違うので。SNSのやりあいはプロレスなので」と次戦の候補からは除外。それでも「面白い存在だと思っているので」と今後も舌戦が繰り広げられそうだ。