太田光&光代氏、運命的な名前にしみじみ 坂本龍馬&おりょう夫妻にシンパシー

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ネーミングに関わる全ての人や企業のための団体「日本ネーミング協会」は2日、今年最も称賛すべき「商品名」「サービス名」「社名」などを選ぶ『日本ネーミング大賞2020』の授賞式を開催。審査委員長のお笑いコンビ・爆笑問題の太田光と、特別顧問で光の妻であり所属事務所タイタン代表取締役の太田光代氏が出席した。
 開口一番に光は「アンジャッシュの渡部です。きょうは私の謝罪会見にお越しいただき…。いろいろ多目的にやってしまいまして…」と毒ガスを噴射。続けてあいさつした光代氏は「審査はいろいろな先生方、プランナーの方と相談して話し合いを重ねた。私たち夫婦が一緒に選んだわけではない。一緒に選んでくれるといいけど、私がいるとやりにくいみたいで(笑)」と光をチラリと見ながら「結果的に意見が一致したところが多かった。さすが太田光と太田光代。ネーミングという意味では運命的。光と光代だから、今、こういう立場にいるのかな」と仲むつまじい様子を見せていた。
 同賞は、ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化をゆたかにし、産業の発展に寄与することを目的に称賛すべき優れたネーミングを選出・表彰するアワード。
 審査対象は、2019年10月1日から2020年9月30日までの間に、日本国内で販売または提供されている「商品名」「サービス名」「社名」などで、そのネーミングは商標登録されていること、また、一般世人の広く知られ、親しまれていること、としている。発売・発表の年に関係はなく、いつ発売された商品でも期間中に販売・提供されていれば審査の対象となる。
 大賞には王子ホールディングス、王子ネピアの「鼻セレブ」が選出された。王子ネピアのこだわりや名前を変えて大ヒット商品になったことなどを知った光は「鼻セレブは強いというのは最初からあった。社長のコメントを聞くと、いろんな努力があった。大王製紙の元社長とは違うな、と。品がありますよね。選んだ方もうれしい」とボケを交えて総評。続けて「落として企業にうらまれたらと、いろんなことを考えたけど忖度なし。ノミネートの中に電通というのがあった。僕は推したけど、ほか全員が反対した。それだけは伝えておきたい」と黒い笑顔。「来年もあるとしたら、これから私は審査委員長。私は裏口では有名。お金をくだされば、いかようにでも…」とブラックジョークを飛ばした。
 審査委員長を務めた光は「責任重大だと思ったら、ふたを開けたら特別顧問の方が権力が上だった。審査委員長の審査委員ですから」と笑い、光代氏も「本来、裏方なんですけど、このところ心配なことが多かったものですから、あえて前に出させてもらって見張る、という」と返していた。
 2人は“光と光代”と名前がよく似ている。光代氏は「坂本龍馬が好きで、龍馬の奥さんがおりょう。仲が良かった時は『そういう感じかな』と言っていたんですけど。私の方が字が1つ多いので、私が龍馬で彼がおりょうなのかなと思ってます」と笑った。
 また、新型コロナウイルスに感染し、回復した相方・田中裕二の近況を問われた光は「今、麻雀やってるんじゃないですかね?」と答えると、光代氏が「仕事でやってるだけだから」とフォロー。光は「彼も流行に敏感で新型コロナに感染した」と冗談交じりに語りつつ「ちゃんと回復した。そういう意味では、あいつは病気をする度にネタになる。さんざん玉でも稼がせてもらった」と笑わせる。
 現在は「完治してます。いつも通りの田中でよかった。56歳。年齢的にも重症化したら危ない。でも、田中みたいなヤツが感染して復活している姿を見せられたら。『無責任なことを言うな』と言われるかもしれないけど、お笑いとしては大丈夫と言いたい。田中は身を持って表現できたんじゃないかな。何かを失って、何かを得る。禍福は糾える縄の如し、という感じがします」と胸の内を伝えていた。