E-girls石井杏奈、柄本時生との共演で変化「とても刺激的」

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ダンス&ボーカルグループ・E-girlsの石井杏奈が27日、都内で行われた映画『記憶の技法』の初日舞台あいさつに出席した。
 この日は、飛沫防止のビニールシートが張られるなど、感染対策を徹底した上でイベントを実施。ファンとの対面は「久しぶり」と話した石井は「2回見に来てくれた子や、泣いている子もいて、こっちがグッとくるくらいみんなに会えて本当にうれしい。いま噛み締めています」と感慨深げな表情を浮かべた。
 本作は、吉野朔実氏の同名作品を映画化したサスペンスドラマ。ある日突然、姉がいること、自身が養子に出されていたことを知った女子高校生・鹿角華蓮が、青い瞳を持つ同級生・穂刈怜とともに自分自身の真実に迫っていく。
 また、作風になぞらえて「印象に残っている記憶」について話題が及ぶと、石井は「今回、演じるにあたって家族のことを考えたんですけど、5~6歳の頃に母の誕生日にサプライズでお祝いしたことを思い出しました。その時の母の驚きや喜び、準備している時のワクワク感をすごく覚えています。私がサプライズ好きになった発端ですね」と笑顔で明かしていた。
 舞台あいさつにはそのほか、柄本時生、戸田菜穂、池田千尋監督が出席。石井との共演秘話に花を咲かせた柄本は「セリフの生々しさというのに感動した。聞いていて面白くて、むしろこちらの方が勉強になった。すごく楽しかったのを覚えています」と絶賛していた。