給食調理で出た廃油がCO2排出量が少ない航空燃料の原料に! 堺市で全国初の取り組みスタート

視聴回数563,831

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Mainichi Broadcasting System, Inc.

MBSニュース

 大阪府堺市で6月、中学校の給食の調理過程で出た食用油を活用し、環境に優しい航空燃料「SAF」をつくる、全国初の取り組みが始まりました。
 13日午前9時、堺市の給食センターに集められた廃油を、業者が回収していきます。中身は調理の過程で出た食用油です。
 堺市は6月、使用済みの食用油を回収して、二酸化炭素の排出量が少ない航空燃料「SAF」の原料として活用する取り組みをスタートさせました。
 13日は中学校の給食で出た油・約390Lが回収されました。
 堺市によりますと、給食の調理過程で出た油を「SAF」に活用するのは、全国初だということです。