【感染拡大】リンゴ病が近畿各地で「警報レベル」飛まつ感染や接触で感染 妊娠中に感染すると合併症や流産の危険も

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MBSニュース

 両頬に赤い発疹が出る「リンゴ病」。大阪で初めて警報基準を超えるなど感染が拡大しています。
 「伝染性紅斑」、いわゆる「リンゴ病」は感染した人からの飛まつ感染や接触によって引き起こされる感染症で、微熱などの症状があらわれた後、頬がリンゴのように赤くなったり、かゆみを伴う赤い発疹が出たりする病気です。免疫力が低い子どもがかかりやすいほか、妊娠中に感染した場合、合併症や流産などの危険が高まるとされています。
 大阪府は6月12日、リンゴ病の先週1週間の患者数が、1医療機関あたり2.14人となり、国の示す基準を超え、警報レベルになったと発表しました。警報レベルとなるのは現行の調査方法が導入された1999年以降、初めてです。
 (大阪府 吉村洋文知事)「感染を防ぐために手洗い・せきエチケット等、お願いいたします」
 ほかにも、京都府や奈良県など近畿各地で警報レベルを超えていて、注意を呼び掛けています。