37年前に発見のチョウの化石『新種で世界最大』と判明 兵庫・新温泉町の地元博物館で保管されていた 羽を広げた長さは推定84mm

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 37年前、兵庫県新温泉町で見つかり地元の博物館に保存されていた『チョウの化石』が、新種のチョウで世界最大の大きさであることがわかりました。
 化石の表面にはっきりと見えるチョウの羽。37年前に兵庫県新温泉町の250万年ほど前の地層から見つかり、地元の博物館で保管されていました。去年、慶応義塾初等部の非常勤講師・相場博明さんらの研究チームが詳しく調べたところ羽の特徴などから「タテハチョウ科オニミスジ属」の新種であることがわかりました。
 羽を広げたときの長さは推定84mmとされ、これまでに見つかっているチョウの化石の中では、世界最大の大きさだということです。