山上徹也被告が公判前整理手続きに出席 弁護側は殺意・刑事責任能力を争わない方針 初公判は10月28日の案で調整か 安倍元総理銃撃事件 

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MBSニュース

 3年前、奈良市で安倍元総理が銃撃され死亡した事件で、殺人などの罪に問われている被告が、殺意や刑事責任能力を争わない方針であることが分かりました。
 5月27日午前10時すぎから奈良地裁で開かれた山上徹也被告(44)の7回目の公判前整理手続き。関係者によりますと、27日は被告本人が出席し、1時間ほどで終わったということです。
 裁判の審理日程についても議論され、奈良地裁は初公判を10月28日に開く案ですでに調整しているとみられます。
 山上被告は2022年7月、奈良市内で安倍元総理を銃撃し、殺害した罪などで起訴されています。関係者によりますと、弁護側は、山上被告の殺意や刑事責任能力については争わない方針で、生い立ちなどを理由に情状酌量を求めていくとみられています。