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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 兵庫県の元総務部長の停職処分。6か月の当初案から最終的には3か月に軽減されていたことが分かりました。
斎藤知事を告発した元県民局長の私的情報が流出した問題では、県の第三者委員会が、元総務部長の井ノ本知明氏が県議3人に情報を漏えいしたと認定しています。
井ノ本氏は当初漏えいを否定していましたが今年2月に一転して認め、斎藤知事と片山安孝元副知事の「指示」で、県議に情報を伝えたと主張したということです。
斎藤知事は指示を否定しましたが、元幹部職員が「斎藤知事から井ノ本氏に対し『議会に根回ししたらいいんじゃないか』という趣旨の発言があった」などと証言。さらに片山元副知事も自身の指示を認めたことから、第三者委員会は「漏えいは知事・副知事の指示による可能性が高い」などと結論づけました。県は井ノ本氏を停職3か月の懲戒処分に。井ノ本氏は不服として執行停止の申し立てを行う意向を示しています。
この処分について、複数の関係者によりますと、県の綱紀委員会で当初「停職6か月」とする案が示されていたものの、最終的には軽減され「停職3か月」となったことが新たに分かりました。
県は5月27日、停職3か月とした理由については「井ノ本氏が知事・副知事による指示があったと信じているため」などと説明していました。自身の指示を一貫して否定している斎藤知事。この処分について最終的に決裁をした立場ですが…
(兵庫県 斎藤元彦知事)「処分の内容は人事課から綱紀委員会を経てこういった形でいくと、懲戒処分3か月という報告を受けたので、これを了承させていただいた」