エアコン使用前に「試運転」で事故防止 ほこりはたまっていない?延長コードは使わないで!ショートして火事になる可能性も

視聴回数264,720

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Mainichi Broadcasting System, Inc.

MBSニュース

 暑くなるこれからの時期。事故に注意するためエアコンの本格的な使用の前に確認が必要です。
 例年より暑くなると予想される今年の夏。これから使用する機会の増えるエアコンですが実は、毎年夏の時期に事故が相次いでいます。
 製品の評価などを行うNITEによる提供映像には、エアコンを延長コードにさして使用した際に、激しく炎が上がる様子が。エアコンから流れた強い電流によって接続部分が劣化しショートしたことによる発火事故です。
 室外機にも注意が必要です。周辺にごみなどを置いていると、発火した場合、延焼して事故につながる危険があります。
 NITEの調査によりますと、2020年度~2024年度までの5年間で、エアコンに関する事故が363件起きているということです。そのうち約半数が正しく使っていないことによる事故だといいます。
 (NITE製品安全広報課 岡田大樹さん)「エアコンが正常に動作するか確認いただいて、不具合が見つかれば必要に応じた修理などを、早めに済ませておきましょう」
 NITEは、エアコンを使用する際は延長コードを使わずに電源プラグを必ずエアコン専用のコンセントにさすことや、周辺に物を置かず使用前には電源プラグやフィルターにほこりがたまっていないか確認することを呼びかけています。