整備士不足で「ドクターヘリ」の運航を一時休止…大阪や滋賀などに配置された計5機 兵庫・徳島でも休止の可能性

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MBSニュース

 「関西広域連合」などが運用するドクターヘリが、整備士不足が原因で運航を一時休止せざるをえない状況であることが分かりました。
 関西広域連合などによりますと、運航を休止、または今後休止するドクターヘリは、大阪府や滋賀県などの病院に配置された計5機で、8月には兵庫県と徳島県に配置されたヘリも休止する可能性があるということです。
 7月9日、ヘリの運航を委託されている学校法人「ヒラタ学園」が「整備士不足で7月から8月にかけて運航を停止する事態」などと連絡してきたということです。関西広域連合などのドクターヘリが整備士不足で運航を休止するのは初めてです。
 関西広域連合などは運航の継続を求めていますが、MBSの取材に対しヒラタ学園は「ご迷惑をおかけしたことにおわびする」などとしています。
 【運航休止・休止予定】
 滋賀県:7月10日~13日
 奈良県:7月16日~22日(病院が運航)
 鳥取県:7月22日~28日
 和歌山県:7月9日~15日(病院が運航)
 大阪府:7月24日~30日