特殊詐欺による被害が後を絶たない中、大阪府松原市でケアマネージャーが高齢者に防犯アプリで配信されている情報を伝える取り組みが始まります。
大阪府松原警察署と協定を結んだのは、松原市社会福祉協議会と医療法人徳洲会の2団体です。今後、それぞれの団体のケアマネージャーが特殊詐欺に関する講義を受講。高齢者の自宅を訪問した際に、大阪府内の犯罪の発生状況などを伝える警察の防犯アプリ「安まちアプリ」で配信されている情報を、会話の中で伝えていくということです。
(松原警察署・生活安全課 川口慎一課長)「特殊詐欺は手口さえ知っていれば、見破ることも難しくありません。新しい情報でいち早くお届けできたらと思います」
松原署は介護サービスを受ける高齢者にも「安まちアプリ」の情報を届けたいとしています。