「タイヤは事故2日前に目視で点検した際には問題なかった」トラック所有の建設会社社長 事故直前タイヤがバーストとの情報も 徳島自動車道の正面衝突事故

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MBSニュース

 徳島自動車道でトラックとバスが正面衝突し、2人が死亡した事故で、亡くなったバスの乗客が、運転席の少し後ろの席で発見されていたことが警察への取材で分かりました。
 阿波市の徳島自動車道では14日、中型トラックと高速バスが正面衝突して炎上。トラックの運転手とバスの乗客の計2人が死亡し、12人が重軽傷を負いました。
 警察へのその後の取材で、死亡したバスの乗客は運転席の少し後ろの席で発見されていたことが分かりました。
 事故直前、トラックのタイヤはバーストしていたという情報が出ていますが、トラックを所有している建設会社の社長はMBSの取材に対し、被害者に謝罪したうえで、「タイヤは事故の2日前に目視で点検した際には問題なかった」などと話しています。