親しきペットにも礼儀あり。出入りをコントロールするペットドア「SureFlap」

視聴回数481,832

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
朝日新聞社

bouncy / バウンシー

ペットを飼っているご家庭の中には、ペットドアを使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ペットの行動範囲が広がって楽しそうにしてくれる反面、来てほしくないときに入ってきちゃったり部屋に入ってきてしまって大事なものが壊れてしまったりなどの悩みもあるのではないでしょうか。
今回取り上げる「SureFlap」はペットについているマイクロチップでペットドアの開閉をコントロールする優れものです。「SureFlap」は公式サイトで200ドルから購入できます。
未登録の動物はブロック
「SureFlap」は猫と小型犬用のペットドアで、ペットに付けられているマイクロチップを活用します。
そもそも、マイクロチップとは直径約1~2mm、長さ約8~12mmの円筒形のガラス又はポリマーのカプセルで包まれた小さな電子標識器具で、ペットの名札のような役割をしています。マイクロチップには世界でただ一つの識別番号が付いており、もしペットが迷子になってしまってもこのマイクロチップの情報によって即座に飼い主を特定できるのです。
マイクロチップは獣医師に装着してもらい、一般的な皮下注射とほとんど変わらないため、動物への負担もそれほどないのです。
「SureFlap」の使い方としては、ペットが「SureFlap」の近くにいるときに本体のボタンをワンプッシュすることでペットに装着しているマイクロチップを登録できます。すると、登録しているペットが部屋に入ってくるときは問題なく通過できますが、登録されていない動物は自動でドアをロックします。
もしご家庭のペットがマイクロチップを付けていない場合でも、オプションでカラータグを付けることができ、それを首輪などに付ければマイクロチップの代わりになるので心配無用です。
また、時間を設定してドアをロックすることも可能。例えば、夜間は部屋で大人しくしてほしいと思うなら午前0時から朝の7時まではドアをロックしたり、家に誰もいない時間にタイマーをセットして部屋から勝手に出られないようにするなどの使い方ができます。
1台の「SureFlap」につき最大32のマイクロチップの情報を登録できます。家にたくさんの犬や猫を飼っているという方も問題なく管理できます。
また、電源には単2電池を使用。使い方によっては最大1年電池がもち、電池切れが近い時にはインジケーターが光り、電池交換のタイミングをお知らせ。さらに、電池交換した後もマイクロチップのデータが残るため、電池交換のたびにペットを登録し直すといったことはありえません。
・ ・ ・
いくら同じ家族だからといっても、それぞれの自由を侵すようなことをして雰囲気が悪くなるようなことは嫌ですよね。これがあれば、自分のテリトリーを守って円満な家族生活を送れそうです。

SureFlap
via GadgetFlow