SFの未来がいよいよ近づいてきた!時速110kmの"空飛ぶ家”プロジェクト「HOVER HAUS」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

多様化が進む住宅。bouncyでも、水に浮かぶエコハウス、1日で建てられるユニットハウス、車で運べるモバイルハウスなど、さまざまな次世代型住宅を取り上げてきた。
そして今回紹介するのは、まさにSF的な未来を感じさせてくれる"空飛ぶ家”、「HOVER HAUS」。
空飛ぶ家の誕生で、土地に根ざしたこれまでの都市の暮らしが一気に変わるかもしれない。
都市に一極集中する現代人の暮らしにはびこる諸問題。富裕層向けの高層マンションが建つかたわら、ホームレスが増え続けている。さらに環境汚染物質の排出、パンデミックでの感染爆発、うつ病の増加もある。
「HOVER HAUS」は、構造的な変化のない都市の課題を空飛ぶ家で解決してしまおうという大胆なプロジェクトだ。
完全自立型のエコハウス
アメリカのスタートアップが計画中の「HOVER HAUS」は、11平方メートルの空間にベッド2台、キッチン、バスルーム、収納を備えた小型住宅。
電力はバッテリー(最大3KW)とソーラー発電(最大1120W)でまかない、蛇口をひねれば雨水を濾過した水が出てくる。
また、排泄物はバイオの力で分解し、温度制御機能も備わっている。
(現在の技術がもう少しだけ進歩すれば達成されそうな、)完全自立型のエコハウス。
ドローンで飛行、さらにモジュール式で集合住宅にも
そして最大の特徴は、ドローンによって時速110kmでの空中飛行が可能なこと。
さらにモジュール設計によって、個々の「HOVER HAUS」を縦横につなげて集合住宅も建設できる想定だ。ドローンで部屋自体を運べるため建設も簡単で早い。
飛行する住宅の実現によって、迅速な災害救助、土地に縛られない生活スタイル、新しい旅行体験などの新しい価値提供も期待されている。
現在Indiegogoのクラウドファンディングでプロジェクトの支援を募っており、宿泊体験(250ドル:約27,700円)や予約購入(5,000ドル:約554,000円)などの特典が用意されている。
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人類が"空飛ぶ家”に住むようになる日は、そう遠くないかも?
HOVER HAUS
Hover City