さようならキーボード! 入力デバイス「Orbital2」を使って実感した作業効率化

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Viibar inc.

bouncy / バウンシー

BRAIN MAGIC社が開発した、クリエイター向けのジョイスティック型入力デバイス「Orbital2」。様々なショートカットを「倒す」「回す」「押す」などに割り当てられ、シンプルな動作でコントロールできる最先端のコントローラーだ。
AdobeのPhotoshop、Illustrator、Premiere、AfterEffectsなどの主要クリエーターツールはもちろんのこと、CLIP STUDIO PAINTやMediBang Paintなどの絵を描くソフトも対応。
割り振れるショートカットは256以上あり、普段何気なくやっている大抵のショートカットキーは全て割り振ることができる。ハリウッド映画の制作でも使われているとのこと。
2週間ためしてみた
今回はbouncy編集部、大村が試してみることに。使用するのは動画編集ソフトのPremiere。普段はマウスとキーボードで作業しているが、「Orbital2」を使えばキーボードは使用しなくなるらしい。本当に一切使わなくなるのかどうか、それとも少しは使うのか、試してみる。
設定の仕方を教わり割り振ったショートカットはこちら
慣れるのにかなり時間がかかる!
ショートカットは体に染みこんでいるので、「Orbital2」に仕込んだショートカットを、思わずキーボードで入力することがしばしば。
特にかなりの頻度で使用する「コマンドS【保存】」「コマンドZ【ひとつ戻る】」や、シーケンスの大きさ調整、ツール変更などは何も考えずにキーボードで作業してしまう。
ただ2週間も使用していくと、逆に「Orbital2」がないと違和感を覚えてくる。本当に文字入力以外でキーボードは使わないし、キーボード作業をよくやっていたなと思うほど。
作業スピードが格段に上がった……とまでは言えないが、左手とマウスだけで作業が完結してしまうのでかなり楽になった。
また作業していく上で「あ、このショートカットも使っていたな!」「これも仕込んだら楽じゃね?」というのが多々でてくる。そんなこんなで自分なりにカスタマイズされていく「Orbital2」にも愛着がわいてくる。
絵を描く人にはもってこいか
自分は使用しないが、ペンタブを使用して絵を描く人たちにとって、かなり有益なのではないか。べた塗り、ブラシの変更やカンバスサイズ変更など、ショートカットを多用しているはず。ぜひ試していただければその便利さに驚くはず。
使用するツールによってカスタマイズを変更でき、「Orbital2」にリング色を変更できるのも嬉しいところ。いまどのソフトのセットアップ状態なのか一目瞭然だ。
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ということで手放せなくなった「Orbital2」だが、ひとつ残念なのはUSB TypeA
の有線接続な所だろうか。
様々な事情があるとはおもうが、これがBluetoothやWi-Fiなどで無線接続になったらもっと便利になりそう。
次の進化も楽しみに待ちつつ、使い込んでみたいと思います!